国内でようやく企業主導の治験が実現。結果をフラットに見たい。
イベルメクチンの近況です。
国内では7月に入り、興和株式会社が
イベルメクチンの治験を行うことを発表しました。
医師主導治験は結局従来の2021年3月終了予定が遅れたままですし、
きちんとスポンサーがついた状態で進展があることを期待したいです。
海外ではWHOやアメリカのFDAなど、
「あくまで治験に限定した利用を」
と釘を刺されており、公式には状況はあまり変わっていません。
インドをはじめとした新興国での利用が
感染拡大防止に効果があったのでは、との見方もありますが、
あくまでマクロな一要素であり、
この結果だけでは治療薬として承認とはいいがたいのでしょうね。
ワクチンや治療薬ビジネスとのかかわりはいくらでも
勘ぐれますが、しょせん素人の私では信頼するに足る情報が
足りないので何とも言えません。
日本国内での動き。
興和株式会社の企業主導治験が発表(7/1)
冒頭にも書いた通り、企業主導の治験が始まります。
会社のプレスリリースには記載はありませんが、
早ければ年内にも結果をまとめたいとの報道がされていますね。
興和株式会社は昨年の布マスクを受注した会社のひとつで、
一部でうがった見方もされているようですが、
どちらかというと、企業側には収益のメリットは薄いように思われるので、
フラットに見守りたいですね。
※そもそもイベルメクチンは特許放棄されているので、
ジェネリック作るのにも権利関係の障害がなく、
製薬会社に純粋な利益を生むのは難しそうです。
評判など別のメリットはあるかもですが。
あまりイデオロギーとか、政治をムダに絡ませないでほしいモノです。
こんな記事も出ていますが、
治験の結果を地道に待ちましょう。
海外での動き。
インドで感染拡大を防いだ要因?とも言われているが・・・・・
インドはデルタ株の影響か、3月末から5月にかけて、
感染が急拡大しました。
その後、デルタ株自体は全世界で感染を広げているものの、
インドでは一時期のピークを過ぎたように見えます。
この感染者数減少の要因がイベルメクチン?との推測も出ているようです。
まあこればっかは状況証拠的な形でしか評価されないでしょうね。
これだけを取り上げて「治療薬として承認せよ」と声高に叫ぶのは何か違う気がします。
今はとにかく、国内の治験が進展し、
願わくば効果が証明されて、治療薬となる日を期待して待ちます。
私は年齢も年齢なので、恐らくワクチンも摂取しますが、
ワクチンを接種しても重症化はある程度防げても感染は防げないのでは?
と思いますし、そもそもワクチンを打てない方や打たない方のためにも
治療薬は整備されるべきだと思います。
このあたり、今は効果と優先順位の問題でワクチンが最優先されているとは思いますが。
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