抗がん剤治療 その6(パクリタキセル1回目)

病気のこと


イチョウが黄色くなる前のぎんなん地獄は強烈だけど、やっぱり黄色いイチョウの葉はキレイ。これが全部落ちる頃は本格的な冬のはじまりはじまり~(‘ω’)ノもう寒いけどね・・・。

抗がん剤1つ目のAC療法が終わって体調も回復していくとなぜか右腕が痛くなってきた。
腕をまっすぐ伸ばしたり、グッと力を入れたりすると痛いのだ。
あれ?知らないうちに重い荷物持ったとき筋痛めたかな??っと思ったぐらいで・・・
さほど生活に支障をきたすわけではないのでそんなには気にしてなかった。

2,3日経過しても改善する様子はなかったのでよくよく考えてみると・・・・思い当たるのが・・・
『抗がん剤の副作用』だ!!
もしかしてこれが『血管炎』っていうやつかも~っと思い色々調べてみるとやっぱりそうだ。
確実にしっかりした血管炎とは言えないかもしれないけど、血管炎に片足を突っ込んでいると言っても過言でない。
AC療法4回とも全部だいたい同じ血管をつかったような気する(毎回点滴する場所は微妙に違うが・・・素人からみても同じ血管だと思ふ)
AC療法は血管にとってもキツイ抗がん剤だったと聞いているので、こういうことはよくあることらしい~。
看護師さんからしみじみと「AC終わったあとでよかったですねー」って言われた。わたしもそう思った。

血管が痛くなったり固くなったりと・・・やはり抗がん剤はいろんなところに影響を及ぼすとしみじみ。
次の抗がん剤はACほどではないけどそれなりに血管に刺激があるので点滴で使用する血管をかえてみようってことになった。
(残念ながら左乳房全摘出と腋窩リンパ節郭清しているので左腕は使えない。
昔は採血も切除した方とは違う腕からと言われていたそうだが、今は採血はどっちの腕でもOK。)

パクリタキセルについて

2種類目の抗がん剤なのでこれで最後の抗がん剤なのだが・・・
毎週 × 12回点滴
(12回という回数が抗がん剤治療が終わるまでのカウントダウンをするにはなかなか数が多すぎる・・・_(:3 」∠)_・・・)

パクリタキセルにはアルコール分が含まれる。また過敏反応の予防薬レスタミン錠を服用するので眠気がより強く現れるので車の運転は避けましょうとのこと。

副作用:筋肉痛・関節痛(3-5日頃)、末梢神経障害(手足のしびれ)、脱毛、白血球減少
特に末梢神経障害は治療回数が多くなるとあらわれやすい。症状としては、手足のしびれや痛み、感覚異常など。
神経障害は化学療法終了後に自然に症状が改善する場合もあるが、もとに戻りにくい場合もある。
神経系って感覚の問題だから感じ方で個人差あるし、薬で改善しにくいとのこと。

使用薬品名
<投与方法・時間>
<薬の作用>
レスタミン錠
<5錠 点滴開始前>
過敏反応の予防
デキサート注
ファモチジン注
生理食塩液50ml
<点滴 5分>
過敏反応の予防
生理食塩液500ml
<点滴 30分>
注入部の確保
パクリタキセル注
生理食塩液250ml
<点滴 1時間>
化学療法剤
生理食塩液50ml
<点滴 5分>
血管炎の予防

点滴時間は約1時間40分

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パクリタキセル1回目

過敏反応予防のため、初めてのパクリタキセルは個室だった。
個室といってもそんなに個室感はなくナースステーションに激近いため、なにかあったときのためだと思われる。
点滴のペースも過敏反応予防のためゆっくりで、パクリタキセル初日は化学療法室に3時間は滞在してたなぁ~。
(点滴前に薬の調合の時間などあってなんだかんだと待つ時間がたくさんある。)

そもそも化学療法室へ行く前に・・・
採血(しかも朝一にいってもすでに採血待ち20人ぐらい)
↓↓↓
採血の結果出るまで約1時間
↓↓↓
主治医の診察
↓↓↓
化学療法室へ
ってな流れなので半日はつぶれる・・・

最初にも書いたが、前回の抗がん剤AC療法の影響で血管が痛いので違う血管からお願いした。
説明が分かりにくくて申し訳ないけど、腕の裏側の血管からにした。
先生は大変そうだったけど、やっぱり腕の裏でも針さすのは痛い・・・。結局どこでも痛い。
針さすときは痛かったけど・・・点滴は問題なく終了した。
やはり血管に直接アルコールが入っていくので身体がぽかぽかとあったまる感じはしたがふらふらする・くらくらするなどは全くなかった。
よかったよかった。
AC療法同様パクリタキセル投与時に、手足を冷やして出来るだけ副作用の末梢神経障害が出ないようにするのだが・・・
本当に冷え冷えで途中でつらくて抜いちゃう。手足のしびれの副作用出てほしくないのでまた頑張ろうと思いまた冷やす。ってのを繰り返した。

そして副作用もAC療法に比べればラク。倦怠感や吐き気はないので生活に支障がなかった。
ただ相変わらずの口内炎(しかもいつも同じ場所、舌の先)&味覚障害で、こってり甘いあんこが無性に食べたかったり、ヒーヒー言うほどのカレーが食べたかったり・・・
味覚が完全にあほぷっぷーになってしもうた・・・( ノД`)シクシク…
味覚は完全にあほぷっぷーだけど、スパイス効いたモノを飲んだり食べたりすると口の中が癒されるので今はチャイ系が好きでしょうがない。
病院内にスタバあることもあって今のモーレツなお気に入りはチャイティーラテ!!
味覚障害のためコーヒー系は全滅だけど、世の中にチャイというものがあって助かったぜぇ。
タリーズにもチャイ系あったけど・・・意外とスタバのチャイの方がスパイシーに感じた。
(最近わたしの中でスタバの評価が低かったが(勝手にね)、今はなかなかの高評価)
毎度毎度スタバってのも飽きるのでスパイスに凝ったチャイの美味しい店どこかにないかしら~(/・ω・)/

Google先生に聞いてスパイス集めて自分で作るってのもいいかも!!(←やる気になるかどうかが問題・・・_(:3 」∠)_・・・)
そんなこんなで生活を楽しめる余裕を持てたので、精神的に余裕が持てたような気がする。
このままいい調子でいきたいなぁ!!



病気のこと
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冷えとりなるままに。

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