精密検査して手術の日程が決まるまで。

病気のこと

乳がんと診断されて仕事はキリのいいところで辞めました。
仕事辞めると病気に負けたような気がしたので続けていこうとも考えたのですが・・・。
しかも在宅になってからは仕事量も減らして、私にとっては非常に条件のよい仕事だったのでできれば続けたいなぁ~っと思っていたのですが、
毎月毎月期日のある仕事だったので期日のプレッシャーに耐えられるか??など色々考えて・・・。
辞めました。
辞めてからも・・・
勤務スタイルは在宅だしちょっともったいなかったかなっと考えることもありましたが今はスッキリした気持ちです。

がんの治療中ある一定期間の休職はやむ得ないと思いますが、
がんは治る病気なので仕事続けていきたい方は続けていける社会になってほしいなぁっと願います。
会社によって理解ある会社、理解ない会社それぞれあって、対応が全く違うようですね・・・。
前いた会社も休職なんて制度は形だけで、続けたくてもたぶんダメだろうな~って思ふ。

・かぼちゃのスコップコロッケ ラビオリのスープ・チキンカツ~レンジでラタトゥイユソースがけ~

ここ最近は、夕食食材宅配の『ヨシケイ』、利用してラクさせてもらってマッス!!
色々なコースがあるので嬉しい。そして自分ではなかなか作らないようなメニューがあるので今はすんごい新鮮!!夕食食材なのですが、朝作ってお弁当の具にもしたりしてマッス。

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精密検査して手術の日程が決まるまで。

すんません(;´・ω・)ちょい長文っす。

●6月上旬から中旬
これからお世話になる大学病院での初診の日。
乳がんと診断した乳腺クリニックさんが予約しておくとのことだったのですが、なにせ大きな病院で混み混みなので早めに行くように言われました。
早めに行ったのですが、受付で並んだけど初診の方は診察カード作るからとのことで・・・・
別の窓口に再度並び直したりとしているとあっという間に予約の時間になってしまった・・・。
ありゃー(;´・ω・)
でももともと診察の予約はあってないようなモノだと分かったので良かったけど・・・。(基本1時間ぐらいは待つ。)

初診なので若手(?)の女性の先生がまず診察してくれました。そして大学病院らしく学生さんも一緒に診察いいですか?っと聞かれたので
快く?承諾しました。学生さんは若い男の子だったからちょいっと恥ずかしかったわー。
ちなみに主治医も女性です。乳腺外科の先生は結構女性が多いです。でもやっぱりせいぜい半分ぐらいかなぁ?!
(入院ちうにいわゆる教授の回診みたいなのがあって、術後たくさんの先生に傷口みてもらったのねー。学生さんもいたのかな?!かなりの人数だったのでベット取り囲まれた感ハンパなかった(; ・`д・´)ハアハア)

初診はエコー検査と触診。
またぬるぬるのゼリー状の物体を乳房にかけて検査していきます。
しこりは左の乳房にありますが、右も念入りに見てくれました。そして脇の下のリンパも。
そしたらそしたら「左脇のリンパ、細胞診しますねー、針さしますねー」って・・・・。

うっそ~っん┌(。Д。)┐
でもわたしゃー、すぐ悟りました。
画像のCD-Rとか色々受け取っていた資料はあくまでも参考だけでまた最初からここの病院で検査するのだとー(´;ω;`)ウッ

リンパへの細胞診、痛かったけどでも脇だからなのか乳房へぶっ刺すより痛くなかったのです。ふー。

その後マンモグラフィーへ。
このマンモが自分史上最高に、い、痛かった・・・。
いつも通りな感じでやっていったけど、しこりがある左だけより念入りに撮影するため、付属の器機をつけて乳房をはさむはさむはさむ・・・・。
とにかくはさーーーーーむっ。
残念ながら小さい乳房なのにこんなにはさめるもんだと感心してもうた。

マンモ終了後着替えている時気付いたのだが、乳房周辺の皮膚は真っ赤だったがねーどうりで痛いと思ったよ( ;∀;)

そしてまた診察へ。主治医になる先生と初対面になるのです。
主治医の先生からしたら私は初めてなので、またエコー検査と触診。
軽装の季節で脱ぎきしやすい服装でホントよかった。(この日だけで何回脱いだり着たりを繰り返したことか・・・・。)
当たり前かもしれませんが、病院で診察してもらうときは冬でも脱ぎきしやすい服装がいいですね。

「たぶんがんだと思うのですが、がんの進行具合や種類性質をしりたいのでその検査を色々やっていきたいのですが、今日午後から時間ありますか?」と先生に聞かれたのですが
『たぶんがんだと思う・・・」という『たぶん』という言葉に異常に反応してしまって、「たぶんってことは、もしかするとがんではない可能性ありますか?」って聞いちゃったぜぇ。
先生はハッとした様子で「ごめんなさい。がんであることは間違いないです。」とのこと。
過敏に反応してもうた・・・先生、困らせてもうた。平常心を心がけていたのですが、ちょっとの可能性にかけたくなってしまうものなのですね。

午後から空いていたしせっかく来たのでやれる検査は全部やっていくことにしました。
午後から採血や検尿して、人生初のCTへ。造影剤を注射してからの検査。
事前に造影剤の影響で身体中がぽかぽかすると聞いていたのですが、
これがホントぽかぽかするんです。ぽかぽかっていうか特に股間周辺がじわ~って温かくなるので、
「あっ!!失禁してもうた。」って思ったぐらい・・・。
CTはブラジャーの金具やらがダメなのでブラ外してからまた自分の服着て仰向けに寝てから、ズボンの金具もダメなので用意されているバスタオルで隠しながら膝まで下げて撮影しました。CTは短時間で終わるので苦痛ではなかったです。造影剤の注射がちょっと痛いけどね・・・。

それからそれから、私のがんのタイプを知りたいということで『乳房コアニードル生検』という検査をやりました。
局部麻酔をして、しっかりとがんの組織を取っていきます。
太い針なので皮膚を切ってから刺すとのこと。痛みに強い方だと思うのですが、これから何度も針を刺されると思ったので、使用する医療器具はガン見しないことにしました。
(昔は注射する前、針ガン見。刺す瞬間ガン見。)
麻酔したので痛くなかったのですが、麻酔注射が痛かった。歯抜くとき同じ麻酔注射だそうで。
組織取るとき、すんごい音なのです。「ガッシャ~ン」ってね。
先生に取ったがんの破片を見せてもらったんのですが、ピンク色でした。意外とさわやかな色ねっ(”Д”)

検査結果でるのが2週間後。それまでやれる検査はやっていこうっということで別の日にMR検査の予約を入れたりしてこの日は終了しました。

●6月下旬
まずMR検査について・・・・結構大変でした。
20分ぐらい動いてはいけない。
専用の検査着を着用。
ピアス・メガネなどはもちろんなのですがコンタクト、ピップエレキバンみたいな磁気が関係しているものはやけどするとのこと全部外す。
20分寝ればいいやぁ~なんて思ったら、ヘッドフォンをするぐらい音がすごい、うるさい。
大事な検査なので動かないでって何度も念を押されるの巻き。でした。

先生に教えてもらったのですが、
CTはがんがほかの臓器に転移してないかをみる。
MRは乳房内のがんの様子がよくわかる。

MR検査は乳房の位置がくりぬいてある台にうつ伏せで寝て、造影剤を注射してからの検査でした。
(乳がん患者だからなのかな?!違う人は仰向けなのかな?!)
若手の検査技師さんだったのかな?!注射2回失敗されて、しかも一度刺してから血管探すため針刺している時間長い、痛い・・・( ノД`)シクシク…2回とも。
結局手の甲から注射となって・・・うつ伏せなので露骨に嫌な表情しても伝わらず・・・性格の悪さが知れ渡ることが回避できたのです。

そしてそしていよいよ、本格的な検査結果が出る日。
2週間って長い長い・・・・。この待ち時間がじわじわ苦しい。
まだ仕事していたので仕事してましたが、なかなか集中できずで・・・何に対しても集中できないので時間を長く感じてました。

検査結果は、進行性が早いタイプのがんなので手術を出来るだけ早くすることになりました。
先生が「検査結果見て手術は早い方がいいと思ったので、勝手に手術日決めちゃった。」とのこと。
乳腺関係だけではなくて、色んな科があって色々な手術をたくさんやっているようなので・・・早めに押さえてくれたようです。
(最近の乳がんの治療は術前抗がん剤治療が多いそうです。抗がん剤を投与してがんに確実に効き目があるか確認できるからだそうです。)

コリコリとしたしこりの大きさは1センチちょっとぐらいかなぁ~っと思っていたのですが、コリコリと感じる以外にもがんがあって結果は4センチ。MR検査の画像でわかりました。
予想以上の大きさとがんの進行性など考えるとホント怖くなりました。
大きさのことを考えると左乳房全摘出が望ましいけど、温存という方法もあります。などなど色んな説明受けましたが全摘出を選択。とりあえず再建もなし。

リンパの転移はこの前の検査では転移なしとの結果。でもリンパは何個かあるのでリンパに確実に転移なしって言えないからもう一回検査させて!!と先生に言われました。
あれをもう1回かぁ~!!っとまさに悲報!!脳内悲報速報が流れたわ・・・。
また耐えました(+o+)

●7月上旬
手術日も決定したということで手術に向けての検査ばかり・・・。
また採血、検尿。(もう前もやったのにまたかーって感じ。)やっぱり大きな病院は採血専門の方だから失敗なしね~。うれひ。ほっ( ˘ω˘ )
レントゲン、心電図やら、あと面白かったのが肺活量の検査というかテスト。
息吐けるだけ吐け!!って無茶?なことをいう検査でまだ40歳だからいいけど、この検査、おじいちゃんやおばあちゃんにやれって言ったら倒れそうな検査だと思ったw

麻酔科の先生の診察。
まず麻酔についての説明のビデオ?みた。
麻酔でもいろんな麻酔あるんだと感心した。でもやっぱり想像するだけで手足がピクピクと変な感覚に襲われました。だから医療関係者の方、マジ尊敬。
ちなみに私は全身麻酔・気管挿管。
がん以外は健康体らしく、常飲している薬ないし薬のアレルギーないしで麻酔科の先生に「健康体、健康体」って連呼された。
いやいや、健康体ならここにこないよ!!って何度もツッコみたくなったけど、いい大人なのでやめといた。
まぁ~麻酔科の先生もいろんな患者さんみてるから、なーんにも薬飲んでないアレルギーないし、今まで大きな病気したことないっていうことで『健康体』と言ってくれたのだろう。

乳腺外科の先生の診察。
具体的に手術の方法やリスク、術後の注意点などなど。
同意書書き書きね~。

そしてリンパへの転移の検査結果は「擬陽性」とのこと。
リンパの検査は結構こういう結果多いらしい・・・・。なかなかの悩みどころだったらしいのですが・・・・
先生たちはチームで話し合った結果、乳房のがんの大きさやリンパの腫れ具合から、リンパ取ったほうがよい!!って結論になったそうです。
手術中にやる「センチネルリンパ生検」っていうリンパ転移の有無を調べる方法もあるのですが・・・私の場合、最初からリンパ取ったほうが良いとのこと。
リンパを取ることで術後の生活に支障をきたすことが稀にあるかもしれませんが、リハビリ頑張ればいいのです。
先生方も仕事かもしれませんが、私のがんのことで色々悩んでくれて、なんだかありがたかったです。

がんと診断されてから、自分のがんについてネットで暇さえあれば検索する日々。
そして大抵落ち込むことばかりで・・・。たまに前向きになれる情報もありますが・・・。
ついつい自分が悪い方向へと検索しているのかも~っと思うのですが・・・これがなかなか・・・難しい。
だからやっぱりあんまり調べない方がいいです。ホントに。



病気のこと
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冷えとりなるままに。

コメント

  1. aco より:

    細かく書いてくださって、ふむふむ、ととっても勉強になりました。
    前記事ですが、乳房の痒みも良くないんですね。
    私以前死ぬほど乳首が痒くなることがあって。
    でもここ数年はないんですが気をつけよう、と思いました。

    そしてお仕事、残念でしたね。。
    でもストレスって猛烈に体を蝕むらしいですよ。なのでここで一旦リセットで良かったかもしれません。
    後はきっといい方向へ行くだけ!ですよん、絶対☆
    だからのんびりニコニコとなる楽しいことを、やりたい時にやりたいだけ〜を心がけてみてくださいね。
    って私も今周囲に同じことを言われています。えらそうにすみませんw
    とりあえずこんな時でもきちんと旦那様のお弁当も作って、お料理もされてて素晴らしすぎます。見習いたい。。。

    • hirahira1130 より:

      acoさんへ

      長文のブログにお付き合いくださいましてありがとうございます( ˘ω˘ )
      あまり文章力ないので意味不明などなにか質問等ありました是非是非お気軽にどうぞ~。

      さてさて、乳首というか乳房の痒みの件ですが、医学的には証明されてないようですが私の友人も痒みをきっかけに
      しこり発見してます、10年前に。今は再発せず元気にしてますよ~!!
      胃や腸などの内臓とは違って自分で発見できるのでなにかいつもとは違う異変には注意を払うといいかもしれません。
      しつこいですが、早期発見なら抗がん剤しなくていい可能性高いですし、いやらしい話ですが医療費も少額に抑えられますから~。
      もう抗がん剤の値段にあわあわ・・・・っす(´;ω;`)ウゥゥ
      夫すまぬ・・・って想いっす。

      acoさん、体調崩されて大変ですね・・・((+_+))
      acoさんもどうかご自愛ください。

      ちなみにお弁当や料理は食材宅配サービス利用してるんですよ~。
      ラクしてマッス( ˘ω˘ )
      割高だとは思うんですが、食の乱れは心の乱れのような気がして・・・・。わがまま言って利用してマッス( ˘ω˘ )

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